顔面神経麻痺の記録

結論

顔面神経麻痺の可能性を感じたら、すぐに脳神経系の病院へ。

顔面神経麻痺の80%はヘルペス水ぼうそうのウイルス。
ただし、脳腫瘍など血腫によって神経が圧迫されて麻痺している可能性が捨てきれないため、結局脳神経系でMRIを撮ることになる。

最初に脳神経系で脳腫瘍の可能性を潰してから耳鼻咽喉科にかかるのが効率が良い。

脳神経系の病院でそのまま治療してもらえる可能性もある。

脳の疾患が要因でない顔面神経麻痺は、耳鼻咽喉科の範疇。
入院して高容量のステロイドと抗ウイルス薬を投与するのが一般的。

罹患した時点では誰も元に戻るのか、後遺症が残るのかはわからない。
麻痺したまま時間が経ってしまうと元には戻らない。

自称自然療法医師曰く、生活を変えなければがんのように治療は非常に困難。


全身のゆがみなども関係があるので、全身のバランスを診ることができるボディワークを併用することをお勧め。

 

我が家では

神経内科鍼灸療法院、ホメオパシーと食事療法で改善を目指しています。

 

2020.5.18(1日目)

症状

5/18昼頃から 目が閉じない。
顔の半分がうまく動かない。
顔面神経麻痺のような状態。
脳梗塞等の症状は見受けられない。

自然療法

ホメオパシーAcoを2回
ホメオパスの先生に相談。
早期対応と鍼灸も視野に。

サプリメントその他
CBDオイルを注文

漢方茶

筋肉・血流によい生薬、漢方薬の構成生薬を配合して飲ませる。

2020.5.19(2日目)

症状

朝は少し昨晩よりも良いかも、とのことだが昼にはあまり変わらない。
噛みづらい飲み込みづらい、唇から飲み物食べ物が漏れる。
瞼が閉じないため、右目から涙が止まらない。

自然療法

ホメオパシーの投与を忘れる。

下瞼を優しく押さえて眼球が露出しないように指示。

Youtubeにて顔面神経麻痺の動画を見たりする。
ツボの情報以外はろくな情報がない。

かかりつけの整体院へ
1時間ほどの施術
首肩回りと顔のほぐし
右側がかなり凝っている

新たに近隣の鍼灸院へ
鍼・温熱療法・手技療法を実施。
保険の不正請求の片棒を担がされようとしたが、職業柄お断りする。

施術後

麻痺の状態は変わらないが、目がぱっちり開き、マッサージ効果はあった様子。
症状が始まってすぐに来たので、週に2回ほど、間隔を開けずに来ればほぼ後遺症は残らない。
さほど熟練の鍼灸師でなくても誰でも結果は出せるだろう(本当に?)
自費で4,700円

食事療法

食べづらさがあるため、消化の良いものにする。
しばらく外食揚げ物などは控える。涙。

2020.5.20(3日目)

症状

変わらず

痛い痒い痺れるの感覚はない。

下瞼が垂れ、目が閉じない見た目が悪いのを気にする。

終日仕事

 

ホメオパシー

アルニカ

(私は歯痛が本格化。以前はあまり聞かなかったベラドンナが効くようになってしまった)

 

2020.5.21(4日目) ステロイド治療開始

整骨院

2回目だが終了後も全く変わらず。
鍼灸師からはすぐには変わらない時間がかかるといわれる。
健康保険も使うため病院に同意書をもらいに行くことにし、近隣の提携医院を紹介される。
顔面神経麻痺以外に症状がないので、病院へ行ってもいいが治療はステロイドなどの化学療法だろう。
改善が見込めるかはわからないが検査はしてもいいんじゃない?とのこと。

S医院

整骨院に紹介された内科。

「病院に行ったほうがいいんじゃないの?」

やたら偉そうで感じの悪い医師。
初診料をとっているのに患者に触れもせず言い放つ。

鍼灸師がそんなことを言ったのかとあきれ顔。最初は同意書を拒否。

今後鍼治療を受ける可能性もあるし今日で2回目だから書いてほしいと食い下がり、渋々書く。(看護助手から「書いてもらえそうです」ってホントお医者様は偉い)

首肩の主訴で行ったのに首肩の鍼治療に同意したら顔面神経麻痺について後で誤診と言われたら困ると考えたのであろう。
腰痛に丸が付けてあった。
診察は碌にしないくせに、保身だけはしっかりしていてさすがは頭がいい。

 

以前かかったことがある大きい病院へ連絡。
いつの間にかアポイントがとられていた。
大病院の担当医師は、外来診療日ではないのに時間をとってくれた。
藪S医院にて診療情報提供料と同意書料を支払う。

大病院T医院へ

コロナの折か、午前診療が終わった時間のせいか空いていた。
顔面神経麻痺と聞いて、外来の日ではないのに先生が待っていてくれた。
そのくらい緊急ということ…。

耳鼻咽喉科の医師

・顔面神経麻痺以外に症状がないことから、典型的な顔面神経麻痺
・誰でも突然なる病気だから仕方がない
・10日~20日入院して、1日3回の点滴治療
・点滴をするのが一番きれいに後遺症なく治せる。
・鍼治療は20年前はそれしかなかった。今は最悪の選択肢。
ヘルペス性だろうから、ステロイドヘルペス治療
ステロイドを大量に使用するため、コロナでなくても面会不可
・3日以内に始めたほうがいい。今すぐ入院。

Q 血液検査をして、ヘルペスか否か確認してから投薬はできないのか

A 検査結果が出るまで1週間以上かかるので間に合わない

Q 通院治療できないのか

A 点滴量が多く、不可

準備等々があり、頼んで翌朝からの入院としてもらい

肺レントゲン(念のためコロナでないかのチェック)と血液検査を実施し、終了。

高用量の投薬に不安、本人も入院したくないとのことで、セカンドオピニオンを求める。

 

神経内科

神経内科にてMRI
脳はきれいなもので、脳梗塞や脳腫瘍は、ない。
鍼灸師、耳鼻科医師の見解通り、顔面神経麻痺。
ステロイドと抗ウイルス薬と副作用に対する薬を経口投薬で通院で治療する方針。

注意事項

ステロイドで免疫抑制をするので感染症に気を付けること。
消化を良くする。
抗酸化物をとる。
発酵食品をとる。
糖質を控えグルコーススパイクを起こさないように注意。
何かあったら入院する。

通院治療を選択した。

入院したほうが安心な人や、既往症を持つ人は素直に入院したほうが良いと思う。

 

 

ステロイド注射

翌朝より10錠近い投薬スタート

大丈夫かな

 

2020.5.22(5日目)

症状

特に変わらず?

ステロイド6錠
バルトレックス・メチコバール・ユベラN・ガスター
薬だけでお腹いっぱいになりそう。

 

午前 ホメオパシーのセッション

・ずっと本人のストレス源になっている人が職場にいること

・長年続けてきたスポーツが、膝の痛みによりできなかったこと

が気になっている。

過去の既往症から「水が溜まりやすい」と推測。
レメディ名は伏せて、準備でき次第開始。
それまではホメオパス手持ちのレメディをもらい、使用。

1M かなり強い。

 

昼食をとり午後は仕事へ。

アーシンググッズ発注。
漢方茶ブレンド

大量の薬を飲んでいる割に本人は元気。

この日から、いびき防止のテープを貼って寝る。

 

2020.5.23(6日目)

本人曰く、ちょっと瞼の上がピクピクしたような?
治る兆候としてピクピクがあると脳神経内科の医師談。

薬のわりに本人は元気とのこと。

昼間買い出しに出て、夜は家で過ごす。
漬物をつけたり自炊をする。
当たり前の食生活ができていなかったことを反省。

 

ホメオパシー
ビタミンC
初乳
マヌカハニー

 

2020.5.24(7日目)

少し瞼が動く?

顔面はあまり変わらない。動かない。

今日からステロイドが5錠に。

徐々に減っていく。

ホメオパシーのレメディが届き、今夜からカウンセリングで選択したレメディを使用する。

13時

鍼灸院を変える。
全身を見て、全身のゆがみをツボと手技で整える先生。
マクロビの人。

今のところ調子は悪くはないそう。
前回の鍼灸より、術後の変化を感じられた様子。
やっぱり保険で施術しているところはダメだ…。